当協会が運営する自立援助ホームはゆるりのまきばという名称通り、ゆっくりと過ごして欲しいという想いがあります。
今まで大変なことが多かった分、ゆるりのまきばでゆっくりと自分と向き合い、今後の自分の人生について考える時間を作って欲しいと想っております。
私たちは子どもたちが社会に出た時に困らないよう、社会との向き合い方や、捉え方など、生活の中で人としての成長や、自立した生活を送るサポートをしております。
また自立援助ホームを退所をしたからといって、そこで終わるのではなく、働く先は子ども達の就きたい職場に就職し、帰ってくる家は当協会で用意した寮に帰って来れるような体制を整えております。

社会に出てからの成否の鍵を握るのは、それまでの学習と経験値。
社会人になる為に必要なものといえば一般常識は勿論、今の世の中に必要不可欠なものであればＰＣやスマホといったツールの駆使。
にも拘らず学校ではキチンと教えて貰えず独学、我流で学び大勢の子どもたちが被害にあっているのも現実。 当協会では子どもたちが今の世の中の被害者とならない様に、子どもたちには勿論のこと先生方にも訪問講習を実施しております。

本プロジェクトは「大企業（障害者雇用枠）と児童養護施設（子ども達）のマッチング事業」で、これまでの就労の選択肢を更に当協会が広げていくことで子供達が希望する職種に就職できるように支援をして行きます。

コロナウイルス感染が拡大し、社会も大きく変化している中、食事が十分にとれていない｢欠食｣の子どもたちや、両親の帰りが遅くひとりでご飯を食べている｢孤食｣の子どもたちを対象とし、寂しさや孤独を感じさせることの無い様に、アットホームな雰囲気とあったかいご飯をご用意しております。